悩む人「NFTアートを出品したいんだけど、どうやればいいの?」
こんな疑問に答えます。
[jin_icon_check color="#000080" ]本記事の内容
・NFTアートとは?
・NFTアートの出品方法を解説
この記事を読めば、全くの初心者でも出品まで行えるようになります。
ちなみに私も世界最大のマーケットであるOpenSeaにNFTを出品しております。
↓よかったら覗いてみて下さい。
https://opensea.io/pinosuke
NFTアートの作成方法については下記記事にまとめてます。
NFTアートとは?
NFTアートとは、NFT(非代替性トークン)と紐づけられたデジタルアートのこと。
デジタルアートは、「電子上に存在している芸術作品」。
つまり「替えの効かないデジタル作品」のことです。
今までデジタル品はコピーが可能だったので、どれがオリジナル(原本)か判別困難でした。
しかしNFTの技術が登場したことで電子印(※イメージ)のようなものを個別に付加することができるようになり、その結果、個々の判別が可能となり、デジタル品にも価値を持たせることができるようになりました。
世界で人気、売れてるNFT
参考までに世界で人気のNFTをご紹介します。
【CryptoPunks(クリプトパンク)】
CryptoPunks(クリプトパンク)は、Matt Hall氏とJohn Watkinson氏が設立した「Larva Labs」から2017年に発表されたものです。
24✕24ピクセルのデジタルキャラクター画像が10,000個存在しており、同じデザインは一つもありません。
NFTのブームでどんどん値上がりし、2021年8月には1個あたりの平均価格は約2000万となっていました。
絵一枚で2000万はエグいですよね。
【Beeple「Everydays—The First 5000 Days」】
世界で最も有名なNFT作品と言っても過言ではない、Beepleの「Everydays – The First 5000 Days」。
Beepleが2007年に開始した「デイリーアートプロジェクト」の最初の5,000日間を記念したコラージュ作品です。
販売価格は驚異の79億円です。
【Twitter創業者のツイート】
Twitter創業者ジャック・ドーシーの世界で一番最初のツイートです。
このツイートが3億円で売れました。
アート以外に何が売れる?
現在、NFTの技術を活用しあらゆるデジタル品が販売されております。
下記は一例です。
・デジタルアート
・デジタル写真
・ツイート
・デジタルトレーディングカード
・NFTゲーム内のアイテム
・音楽
上記はほんの一部なので、これからますます増えてくると思います。
変な話、昔撮った花火大会の動画なんかも売れるということです。(買われるかは置いといて)
選択肢はいろいろありますが、その中でも今一番ブームを起こしているものがNFTアートです。
あなたの絵が数億円で売れるのも夢ではありません。
では早速、出品方法を見ていきましょう。
NFTアートの出品方法
下記手順に沿って進めていきます。まずは準備編です。
【準備編】
手順①:仮想通貨の口座開設
手順②:口座に入金、イーサリアム購入
手順③:メタマスク登録、イーサリアム送金
手順④:OpenSeaアカウント作成
【準備編】
手順①:仮想通貨の口座開設
まずは、仮想通貨の口座を作らないと何も始まりません。NFTは仮想通貨で取引されるので。
その中でもオススメはコインチェックです。
利用者数はNo.1で、操作方法も簡単。
コンビニ決済や銀行振込ができ、500円〜仮想通貨を買えるので初心者にオススメです。
手順②:口座に入金、イーサリアム購入
次は口座に入金し、実際にイーサリアムを購入しましょう。
「え?? NFTアートを出品したいのに、イーサリアムを購入する必要があるの?」
はい。必要です。
理由は、出品に際しガス代(通称)と呼ばれる手数料が掛かり、これらはイーサリアムで払う必要があるからです。
後ほど詳しく説明しますが、NFTプラットフォームであるOpenSea(オープンシー)に出品する場合、最初だけ5,000〜15,000円のガス代が掛かります。
最初だけですので2回目以降の出品は無料です。
またコインチェックからメタマスク(ネット上の財布)に送金する時にも約1,700円ほどの手数料が掛かりますので、1万円ほど入金し、1万円分のイーサリアムを購入しておけば問題なく出品までいけると思います。
実際私が出品した時は、ガス代:約4,200円、コインチェック送金手数料:約1,700円の計5,900円ほどかかりました。
「イーサリアムじゃなくて、ビットコインで取引したいんだけど、ダメなの?」
今回の出品予定先であるOpenSeaは基本イーサリアムで取引されるので、イーサリアムの購入で案内してます。
また後ほどメタマスクというウォレット(仮想通貨を入れておくネット上の財布)も作成してもらうのですが、このメタマスクもイーサリアムしか対応しておりません。
よって上記理由からイーサリアムの購入で案内しています。
※「口座の入金方法」および「イーサリアムの購入方法」については下記をご覧ください。
手順③:メタマスク登録、イーサリアム送金
次はメタマスクの登録を行います。
先ほどから何度か名前が出てますが、メタマスクとは「ネット上の財布」です。
無料で使えますので一緒に登録しましょう。
OpenSeaに出品する際やアートを購入する際の支払いはこのメタマスクで行います。
①仮想通貨取引所でコインを買う
②メタマスク(ネット上の財布)にコインを移す
③メタマスクで支払いをする
こんなイメージです。
下記記事でメタマスクの登録から入金方法まで詳しく解説してますのでご覧ください。
手順④:OpenSeaアカウント作成
次はOpenSeaのアカウント作成を行います。
ちなみにOpenSeaは世界最大のNFTマーケットプレイスで利用者数は世界でダントツ1位です。
下記から無料でアカウント作成できます。
ここまでお疲れ様でした。
これで準備は完了です。
次は具体的な出品方法の説明になります。
【出品編】
ここでは下記手順で紹介します。
【出品編】
手順①:コレクションの作成
手順②:作品を投稿する
手順③:作品の販売方式を決める
それではいきましょう。
まずはOpenSeaを開いて下さい。
手順①:コレクションの作成
まずはコレクションを作成します。
コレクションとは出品するNFTを管理できるフォルダです。例えば「ドット絵だけ出品するフォルダ」「花の絵だけ出品するフォルダ」と分けることができます。
NFTは世界観が大事ですので、内容ごとにフォルダ分けすることをオススメします。
上記写真の通り進み「Create collection」をクリックして下さい。
すると下記ページが表示されます。
とはいえ長いので、まずは下記の必須最低限事項だけで問題ありません。
・Logo image:ロゴ画像を入れる
・Name:コレクションの名前を入れる
・Description:コレクションの説明(できればでOK)
・Category:アート(Art)を選択
・Creator Earnings:ロイヤリティ設定(大体2.5くらい)
・Blockchain:特に何でもよければEthereumでOK
NameやDescriptionは英語で記入しましょう。なぜなら、英語マーケットのほうが大きいから。英語が苦手な人は「Deepl」という翻訳ツールを使えば簡単に作成できるので、どうぞ。無料です。
Creator Earningsの部分はロイヤリティの設定になります。二次流通以降も作者が手数料をもらえるというシステムです。
あなたの作品を買った誰かが、別の人に販売した場合に、その販売価格のパーセンテージ(上記で設定した数値)が手数料としてあなたに入ります。
ロイヤリティを入力する欄の下に、Your payout wallet addressという箇所がありますので、その部分はメタマスクのアドレスをコピペして下さい↓↓。
その他、必要事項の入力が終わりましたら一番下の「Create」をクリックして下さい。
これでコレクションの作成は完了です。
手順②:作品を投稿する
次は作品を投稿しましょう。先ほど作ったコレクションに販売する作品を登録するイメージです。
まずは右上の「Create」をクリックして下さい。
すると下記画面が表示されます。
下記参考に入力して下さい。
・Name:作品の名前
・Description:作品の詳細(軽くでOK)
・Collection:先ほど作成したコレクションを選択
・Properties,Levels,Stats:(スルーでOK)
・Blockchain:特に何でもよければEthereum
・Freeze metadata:そのまま触らない
実際、ここで入力した情報は後から変更可能ですので、気にせず入力していきましょう。
入力が完了したら一番下の「Create」を押しましょう。
下記画面が表示されたら完了です。
手順③:作品の販売方式を決める
先ほど登録したアートに値段をつけていきます。
画面右上の「Sell(売る)」をクリックして下さい。
下記画面に切り替わります。
内容を入力していきましょう。
・Type:Fixed Price(固定金額)or Timed Auction(入札形式)
・Price:イーサリアムでの希望の販売金額を入力
・Duration:販売期間を入力
最初のうちはTypeは固定金額で販売し、慣れてきたら入札形式がいいと思います。
Priceはイーサリアムの単位で入力するので間違えないように(例:0.1ETH)
すべて入力ができたら「Conplete Listing」をクリック。
ここでガス代の支払いが必要です。
前に軽く説明していますが、ガス代とは手数料のことで、今回は$28.06(3,560円)かかります。
出品時にかかるのは最初の1回のみですので、次回からは無料で出品可能です。
「確認」をクリックするすると、次は「署名」を求められるので、これをクリックすることで連携したメタマスクから支払いが実行されます。
私が出品しようとした時は、「署名」の欄がブラックアウトしていてクリックすることができませんでした。通常は一番下までスクロールすればボタンが有効化され押せるはずなんですが。
そこで署名ボタンの右上にある↓(矢印)をクリックしたらボタンが有効化されましたので念の為共有しておきます。
無事、「署名」ボタンをクリックできて下記画面が表示されれば、出品完了です!!
お疲れ様でした。
これであなたもNFTアーティストの仲間入りです。
ただここで大事な点をお伝えしますが、ただ出品するだけでは「売れる可能性はほぼ0」と思って下さい。
なぜならOpenSeaには世界中のクリエイターが出品しているからです。どう考えても埋もれてしまいます。
なのでオススメはSNSやブログなどで出品していることを発信して認知してもらうことが大事です。また海外向けにTwitter運用するのもオススメです。
とはいっても、出品できただけでも大きな進歩ですので、2作品目、3作品目とどんどんアップしてきましょう。
【初心者にオススメの国内取引所①】
Coincheck(コインチェック)
・国内暗号資産取引アプリダウンロード数No.1
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・最短10秒スマホから簡単に取引可能
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【初心者にオススメの国内取引所②】
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NFT の出品方法はわかったけど、どうやって買うの?という人は下記記事をご覧ください。