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NFTのガス代とは?

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ガス代って何? 詳しく教えてほしい

こんな疑問に答えます。

この記事は5分で読めます

[jin_icon_check color="#000080" ]本記事の内容

・ガス代とは?
・ガス代はいつかかる?
・ガス代はどのくらいかかる?

・ガス代は自分で調整できる
・ガス代を安くするコツ

こんにちはピノスケです。

今回は NFT に関わると必ずブチ当るガス代について説明します。ガス代とは一言で言えば手数料のことですが、金額が決まっていないなど初心者には少し厄介ですので、この記事でしっかり基本を押さえましょう。

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ガス代とは?

ガス代とはイーサリアムのネットワークであるイーサリアムチェーンを利用する際にかかる手数料のことです。

具体的には下記画像のような感じでガス代が発生し、購入もしくは販売する NFT 価格に上乗せされます。(画像はOpensea利用時)

手数料として上乗せされるイメージですね。

しかしここで勘違いしてほしくないのは、Opensea だからガス代かかっている訳ではないということです。

あくまでイーサリアムチェーンを利用した場合にかかる手数料がガス代であり、Openseaはイーサリアムチェーン上にあるためガス代がかかっているだけです。よって他のマーケットでもガス代はかかります。

ガス代はいつかかるの?

ガス代が発生するタイミングは下記です。

① NFT購入時
② NFT出品時
③ NFT出品取り下げ時
④ NFTを送るとき

※厳密に言えばもう数パターンありますが、最初のうちは上記まで知っておけばOKです

① NFT購入時

NFT 購入時には毎回ガス代がかかります。下記がイメージです。

② NFT出品時

NFTを出品する際もガス代がかかります。

ただ出品時にかかるのは最初の1回のみです。ここで言う出品とは自作アート出品時および所有しているアートの転売時を表しています。

③ NFT出品取り下げ時

出品している NFT の販売をやめる(取り下げる)時にもガス代がかかります。

ちなみに、Opensea では出品している NFT の販売価格を下げることは簡単にできますが、値段を上げるには一度出品を取り消し再度あげ直す必要があります。

④ NFTを送るとき

誰かに NFT を送る時もガス代がかかります。よくあるパターンとしては、自ら Giveaway 企画を行い当選者に送る時などです。

Giveaway 企画とは Twitter で抽選を行い当選者に NFT をプレゼントする企画です。一応下記で詳しく解説してます。時間あるときにでも見てください。

ガス代はどのくらいかかる?

ガス代は取引する時間帯や曜日によって大きく変化します。

基本的に人が集中するタイミングで高くなり、曜日で言えば土日は安くなる傾向にあります。ちなみに、よく遭遇するパターンとしては人気の NFT の発売時です。購入希望者が殺到し結果的にガス代が高くなります。

この記事を書いている9月27日 22時頃だと購入時には約7ドル(約1,000円)のガス代がかかるみたいです。

ガス代は自分で調整できる

ガス代って自分で調整できるって知ってましたか?

メタマスクのこの赤枠部分をクリックすると、

こんな感じで選べるようになってるので、ここで低を選べばガス代は安くなります。

今、低に変えてみました。

こんな感じです。

さっきまではガス代が約7ドル(約1,000円)でしたが、数分で10ドル(約1,400円)に上がってましたね。そして低に変えたら8ドル台まで下げることができました。こんな感じで時間や混み具合で変化していきます。

ガス代を高く設定するほど処理が早くなり、安いほど処理に時間がかかる仕様です。

ちなみにスマホの場合だと、 青文字になってるガス代部分をクリックすると、設定を変更できます。

<参考:クリック戦争で勝つコツ>

NFT を購入し始めると必ず「人気の NFT がほしい」と誰しもが思うはず。

人気の NFT となると数万人で数千の枠を争うことになるので「クリック戦争」と呼ばれる「先に押したもん勝ち」になることがしばしばあります。

そんなクリック戦争で勝つコツはガス代を最大(高)にすることです。先程述べたようにガス代が高いものから順に処理されていくので、早押しで勝つにはガス代を(高)にすることは必須事項です。

逆に(小)だと土俵にも立てないので覚えておきましょう。また悲しいことにクリック戦争に敗れるとガス代だけ取られて NFT は買えないという事象が起こるので資金は余裕を持って用意しておきましょう。

ガス代を安くするコツ

ガス代を安く抑えるコツは下記です。

① ガス代を確認して安いタイミングにNFTを取引する

② ガス代の設定を(低)にする

③ ガス代が安いブロックチェーンを利用する

① ガス代を確認して安いタイミングにNFTを取引する

ガス代を安く抑える方法として、NFTを取引する前にガス代を確認する方法が挙げられます。

ガス代はその時のタイミングで常に変動しているので、安いタイミングを見計って取引するのは有効な手段となります。

イーサリアムのガス代はEthereum Gas Price Chartというサイトで確認できるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

② ガス代の設定を(低)にする

先程お伝えした方法でガス代の設定を(低)にしましょう。

③ ガス代が安いブロックチェーンを利用する

ガス代が安いブロックチェーンとしてはPolygon(ポリゴン)というものがあります。

イーサリアムに比べてかなり安く抑えることができますが、ポリゴンだとポリゴンチェーン上で作られた NFT しか購入できず、イーサリアムに比べてポリゴン NFT 数はまだまだ少ない点がネックです。

よくある質問

① ガス代が安い時間帯はありますか?

取引が落ち着いている時間帯はイーサリアムチェーンの活動が活発ではありませんので、米国時間で夜中あたりに取引してみるのも1つの手段でしょう。

日本時間でいうところの、昼間から夕方あたりが狙い目かもしれません。

② ガス代を無料で取引できるNFTマーケットプレイスはありますか?

ガス代を無料で取引できるNFTマーケットプレイスはありません。どうしても安く抑えたい場合はポリゴンで発行されたNFTを購入しましょう。

まとめ

ガス代について紹介してきましたが、今後 NFT 取引を行っていく上で必ずセットになってくるものです。

「抑えれるなら抑えたい」というのが本音だと思うので、「ゆっくり買える時は(低)に、クリック戦争時だけ(高)に」と覚えておきましょう。

「まだ NFT を買ったことが無い」「これから販売に挑戦予定」という方は下記記事でそれぞれ解説してるので良ければご覧になって下さい。

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