NFTって何?
詳しく教えてほしい
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
・NFT の紹介
・NFT の特徴
・NFT の活用事例
・NFT のメリット、デメリット
・NFT のリスク
・NFT の将来性
本記事の信頼性
今回は巷で話題の NFT(エヌエフティー)について解説します。
NFT とは簡単に言えば「デジタル資産」のことです。
今まで資産と言えば、家や土地など現物であることが基本でしたがNFTが登場したことで、デジタル品も資産として扱えるようになりました。
実はこれめっちゃ凄いことです。
だって、あなたが書いたイラストや撮った写真も資産として扱えるということだからです。
2023年はNFTブームが来ると言われています。一緒に時代を先取りしましょう!
NFT とは?
NFT とは、「 Non - Fungible - Token 」の略称で、 簡単に言えば「唯一無二の価値を持つデジタル品」のことです。
ん〜、わからん
Yahoo知恵袋で ii3さんが投稿した内容が分かりやすかったので転載します。
たとえば、現代に手塚治虫が生きていたと仮定します。
で、手塚治虫が鉄腕アトムの絵を書いて、Twitterなどにアップロードしたとします。
すると、鉄腕アトムの絵はあっという間にコピーされまくって、ファンのスマホの待受になったりするわけです。
コピーがコピーを生む状況なので、鉄腕アトムの絵に大きな価値は生まれません。
NFT を使うと、最初に描いた鉄腕アトムの絵に「オリジナルですよ」という証明書を入れられるんです。
そして、鉄腕アトムの絵がコピーされまくったとしても、「オリジナルですよ」という証明書だけはコピーできないんです。
そうすると、証明書付きのオリジナルの鉄腕アトムの絵って、価値が上がりますよね?
これが NFT の大雑把な仕組みです。
Yahoo知恵袋
証明書が付くことで、デジタル品であっても価値を保てるようになりました。
これが NFT です。
NFT が注目される理由
NFT は下記理由で注目されています。
① デジタル資産の所有者を判別できるようになるから
② デジタル資産の希少性を担保できるから
③「投機商品」としても注目されているから
それぞれ見ていきます。
① デジタル資産の所有者を判別できるようになるから
NFT が登場した要因として「ブロックチェーン」という技術が深く関わっています。
ブロックチェーンについて詳しく理解しようと思ったら長くなるので、「今まで誰かが1人で管理していたけど、それをみんなで分散して管理しよう」という技術だと思ってもらえばOKです。
みんなで管理することで監視体制が強化され詐欺や偽造などを防げるというメリットがあります。
NFTの取引では、購入者情報がこのブロックチェーン上に記録され、「誰が」「何を買った」という情報が誰でも見れる状態になっています。
下の絵は僕が持ってる NFT アート作品ですが、
この絵の情報を見ると僕(You)が所有者であることが確認できます。
このようにNFTはデジタル品でありながら、誰が所有者であるかを判別することができます。
② デジタル資産の希少性を担保できるから
先ほど紹介したように「誰が所有しているか」を確認できるので、仮にコピー品が出回ったとしても履歴を見れば本物かコピーか判別することができます。
よって希少性が担保され価値を持つようになりました。
③「投機商品」としても注目されているから
希少性が守られた結果、投資対象としても扱われています。
過去最高額で取引された NFT は、「Everydays—The First 5000 Days」 というアート作品が79億円で落札されました。
Beeple「Everydays—The First 5000 Days」79億円
これは Beeple氏が5,000日間毎日アートを描き続け、それらすべてを1枚にまとめたデジタル作品です。
NFT の黎明期であること、意外性、希少性が合わさり79億円という価値がつきました。
ちなみに僕が最近買ったこの MetaKozo というNFTは、
1体5,000円で買いましたが、その後値上がりし現在は1体約60,000円という価値になっています。
計7体買ったので約400,000円の含み益です。
転売目的で買ったわけではないので売らないけど、このように投資としての側面もあります。
NFT の3つの特徴
NFT には下記特徴があります。
① 市場の取引で価値が高まる
② 誰でもNFTを作成・販売することができる
③ 作品の価値がクリエイターに還元されやすくなる
それぞれ見ていきます。
① 市場の取引で価値が高まる
NFT も現物の商品同様に需要と供給で価値が決まります。
簡単に言えば「欲しい人が多ければ値段が上がり」「欲しい人が少なければ値段が下がる」というものです。
例えば、先日トランプ大統領のトレーディングカードという NFT が1枚99ドル(約13000円)販売され、最高時には1枚11万円まで値上がりしました。
このように誰かが欲しい!!と思えばトレカでもここまで値上がります。
② 誰でもNFTを作成・販売することができる
NFT は誰でも作成・販売することができます。
実際に僕も自作NFTを販売してます↓↓
ここから販売サイトに飛べるので良ければ見てみて下さい。
今はアプリを使えば誰でも簡単に作れるので興味がある人は【初心者向け】NFTの出品方法を完全解説をご覧ください。
③ 作品の価値がクリエイターに還元されやすくなる
NFTの面白い特徴に「クリエイターへの利益還元」があります。
通常、アートが転売されても作者には一銭も入りませんが、 NFT の場合は転売された時に指定した手数料が作者に入るように設定できます。
僕の作品はCreator fee(クリエイター手数料)を5%に設定してるので、売れる度、転売される度に5%の手数料が僕に入ります。
この影響もあり、現在多くのクリエイターが NFT に参入しています。
NFT の活用事例
ここからは実際に販売されてるNFTをいくつか紹介します。
① デジタルアート
② 写真
③ トレーディングカード
④ ツイート
① デジタルアート
NFT と言えば「デジタルアート」と言われるくらい今一番のトレンドです。
買った NFT を SNS のアイコンにしたり、コレクションとして保有している方が大半です。
実際に私も Twitter アイコンに設定しています。
こんな感じです。可愛いでしょ?笑
② 写真
写真も NFT として販売されています。
下記はその中でも有名なItadakimasu Manさんです。
約2年間の自撮りランチを YouTube で投稿し続け、その内容を写真化し販売。
688枚の写真が半日で完売(総額約300万円)しました。
③ トレーディングカード
トレカも NFT として販売されています。
下記 NBA TopShot というトレカは NBA のプレイ動画がトレカになった面白い NFT で、全世界で120万人以上が購入しています。
ちなみに私が初めて買った NFT はこのトレカでした。
④ ツイート
実はツイートも NFT として販売されています。
有名どころだと Twitter の創業者であるジャックドーシー氏の世界初のツイートが約3億円で売れました。
ここで紹介したもの以外にも、音楽・動画・チケット・会員権・不動産なんかもNFTとして販売されており、今後ますますの拡大が見込まれます。
NFT を購入するメリット
ここからは実際にNFT のメリット・デメリットを紹介します。
メリット3選
① ユーティリティがある
② NFTの仲間が増える
③ サラリーマンのお小遣い稼ぎになる
メリット① ユーティリティがある
ユーティリティとは「特典」と思ってもらえればOKです。
今は NFT アートが世界中でブームですが、ある特定の NFT を所持することが「専用のコミュニティに入るパス」になっていたり、
より多く持つことで「次回作が優先的に買える権利」がもらえたりという特典があります。
もちろんデザインが好きで、コレクションするために買う人もいますが、今はこのユーティリティを求めて買う人が大半です。
ちなみに僕が持ってる MetaKozo のユーティリティを紹介すると、
1体以上保有〜
● 専用コミュニティに参加可能
● NFTがもらえる抽選会に参加可能
5体以上保有〜
上記+
● 有益なNFT情報を教えてもらえる
● SNSを伸ばす方法を教えてもらえる
ざっくりこんな感じです。
実はここに入ってからTwitterのフォロワー数が2週間で300人近く増えました。笑
ユーティリティは NFT プロジェクトごとに異なるので、どんなユーティリティがあるかで探すのも非常に楽しいです。
メリット② NFTの仲間が増える
仲間というと恥ずかしいですが、同じ NFT を買った人同士で仲良くなれます。
基本的には Twitter や Discord と呼ばれるチャットアプリでの会話がメインですが、情報交換したり、世間話したり、リアルでは知り合えない人たちと繋がることができます。
でいれば実際に会ってオフ会とかしたい。
メリット③ お小遣い稼ぎになる
これもかなりアツいです。
NFT が投資対象として見られているという話をしましたが、転売してお小遣い稼ぎをすることもできます。
恐らく今、NFT に参入している人の8割はお小遣い稼ぎを狙っていると言っても過言ではないです。
具体的には、
こんなことがたまに起こります。
200円が8万は流石にヤバいですよね。
お小遣い稼ぎについて詳しく知りたい方は、【簡単】NFT 転売でお小遣いを稼ぐ方法で紹介してます。
デメリット2選
次はデメリットの紹介です。
① データの現物が手に入るわけではない
② 購入時には手数料がかかる
① データの現物が手に入るわけではない
デジタルコンテンツの場合、NFT として購入できるものはあくまでも「著作者が提供したデータの所有権」だと理解しておきましょう。
所有者はあなたですが、そのデザインの著作権は作者に残ったままです。
つまり勝手にイラストに手を加えたり、コピーして販売などをすることはできません。(そのまま転売するのはOK)
ただ中には著作権も含めて販売している NFT もあるので、その場合はデザインをTシャツにプリントして自分で販売したりすることもできます。
② 購入時には手数料がかかる
NFT 購入時にはガス代と呼ばれる手数料がかかります。
これは NFT 独自のものですが、購入時や出品時、出品取下げ時などいろんな場面で発生します。
ガス代は時間帯によっても変化し、少ない時で数百円、多い時で数千円かかります。
NFT のリスク
ここからは NFT を買ううえでのリスクについて紹介します。
① 仮想通貨市場の影響を受ける
NFT は仮想通貨で売買を行うため仮想通貨の影響をもろに受けます。
仮想通貨価格も日々乱高下するため、仮想通貨価格が上がれば NFT の価値も上昇し、下がれば価値も下がってしまいます。
② 詐欺やスキャムのリスク
突然英語のDMが送られてきて、「あなたは無料 NFT に当選しました!」という内容。
それを信じてリンクを踏んでしまうと、持ってるNFTや仮想通貨を全部盗まれるという詐欺行為が横行しています。
実際、僕のTwitterにもDMが毎日のように来ます。全部無視ですが。
これでログインしたら一発アウトです。
こういうリスクと常に隣り合わせなので、「NFTは余剰資金で買う」「知らないDMは開かない」これが鉄則です。
NFT のマーケットプレイス
NFT は主にマーケット呼ばれるサイトで購入します。
その中でも一番有名なサイトが OpenSea(オープンシー)です。世界中のアーテイストの作品が並び、好きな物を購入することができます。
NFT 版の Amazon と思って貰えば OK です。
マーケットは国内海外合わせると数百以上ありますが、最初のうちはこの OpenSea だけ知っておけば大丈夫です。
世界中の NFT 取引の半数以上はこの OpenSea で行われており、商品数でもセキュリティの面でも一番安心だからです。
NFT の将来性
NFTの将来性はどうでしょうか?
個人的には明るいと思っています。
なぜならデジタル品に価値を見出せるようになったことは作る側にも買う側にもメリットがあり、今後多くの選択肢を私たちに与えてくれるからです。
また数年後に訪れると言われてるメタバースにも NFT は繋がっており、買った NFT を自身のアバターとしてメタバース空間で利用できるようにするという計画もあります。
このように様々な分野に応用できることから NFT 市場はますます拡大すると思われます。
NFT に関するよくある質問
「Non-Fungible Token」の略です。代替不可能なトークンで、デジタルデータでありながら唯一無二の価値を持っています。
デジタルアートやゲームキャラ、ゲームアイテムといった分野で、NFTの技術が使用されています。
国内では村上龍氏、Perfume、ももいろクローバーZ、youtuberのヒカル氏などが、NFT作品を発表しています。
まとめ
この記事では「NFTとは何か?」という内容で解説してきました。
NFT は始まったばかりのサービスのため国内での利用者もまだ約10,000〜15,000人程度しかいませんが、今後間違いなく伸びる分野です。
まだ世間に注目されていない時こそ先行者利益のチャンスです。
NFTにはいろんな種類がありますが、仮想通貨で取引をする点ではどれも同じです。
よって一度流れさえ経験すればどの取引にも応用が可能です。
まずは一番簡単なNFTアートの購入から始めてみることをオススメです。
最安で100円程度から買えるのでお試しにピッタリです。
これからすること
NFT アートを購入してみましょう。
購入の手順は下記で解説してます。